施設基準等


T 入院基本料について

 当院では、急性期一般入院料4、回復期リハビリテーション病棟入院料2、特殊疾患病棟入院料1、地域包括ケア病棟入院料1を算定しております。

U 入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制について

 当院では、入院の際に医師を始めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制の基準を満たしております。

V 明細書発行体制について

 医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。 明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合、その代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。

W 当院は関東信越厚生局長に下記の届出を行っております。

1)入院時食事療養(I)を算定すべき食事療養の基準に係る届出を行っております。

 当院は、入院時食事療養費に関する特別管理により食事の提供を行っており、療養のための食事は管理栄養士の管理の下に、適時適温で提供しております。また予め定められた日に、患者さんに対して提示する複数のメニューから、お好みの食事を選択できる「選択メニュー」を実施しております。

2)基本診療料・特掲診療料の施設基準等に係る届出

 基本診療料
  • 急性期一般入院料4
  • 急性期看護補助体性加算 25対1(看護補助者5割以上)
  • 救急医療管理加算
  • 診療録管理体制加算2
  • 医師事務作業補助体制加算1 30対1
  • 重症者等療養環境特別加算
  • 栄養サポートチーム加算
  • 医療安全対策加算2
    −医療安全対策地域連携加算2
  • 感染対策向上加算2
    −連携強化加算
    −サーベイランス強化加算
  • 患者サポート体制充実加算
  • 後発医薬品使用体制加算3
  • データ提出加算1
  • 入退院支援加算1
    −地域連携診療計画加算
    −入院時支援加算
  • 認知症ケア加算2
  • 精神疾患診療体制加算
  • 協力対象施設入所者入院加算
  • 回復期リハビリテーション病棟入院料2
  • 地域包括ケア病棟入院料1
  • 特殊疾患病棟入院料1
  • 看護職員処遇改善評価料30
  • 歯科外来診療環境体制加算1
 特掲診療料
  • がん性疼痛緩和指導管理料
  • 地域包括診療料2
  • ニコチン依存症管理料
  • がん治療連携指導料
  • 薬剤管理指導料
  • 地域連携診療計画加算
  • 医療機器安全管理料1
  • 別添1の「第14の2」の1の(3)に規定する在宅療養支援病院
  • 在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
  • 検体検査管理加算( I )
  • 検体検査管理加算( II )
  • CT撮影及びMRI撮影
  • 無菌製剤処理料
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料( I )
  • 運動器リハビリテーション料( I )
  • 呼吸器リハビリテーション料( I )
  • がん患者リハビリテーション料
  • 人工腎臓
    −慢性維持透析を行った場合1
  • 導入期加算1
  • 下肢末梢動脈疾患指導管理加算
  • ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術
  • 輸血管理料 II
  • 人工肛門・人工膀胱造設術前措置加算
  • 胃瘻造設時嚥下機能評価加算
  • 麻酔管理料(T)
 入院時食事療養
  • 入院時食事療養(I)・入院時生活療養(I)
 歯科
  • CAD/CAM冠
  • クラウン・ブリッジ維持管理料
 その他届出
  • 酸素単価

X 保険外負担に関する事項

 当院では、個室使用料、証明書・診断書などにつきまして、その利用日数に応じた実費のご負担をお願いしております。

1)特別療養環境の提供

 区分  使用料(1日)  病床数  主な設備/備品
 特別室(南病棟)  13,200円  2  電話・テレビ・冷蔵庫・バス・トイレ・応接セット
 特別室(北病棟)  11,000円  2  電話・テレビ・冷蔵庫・バス・トイレ・応接セット
 個室(南病棟)  6,600円  6  電話・テレビ・冷蔵庫・トイレ
 個室(新南病棟)
 3,300円  4  電話・テレビ
 2人部屋  2,200円  32  
 2人部屋(330・430) 1,100円  4  

2)診断書・証明書料

 一般診断書(当院指定の用紙)  1通につき  2,200円
 一般証明書(当院指定の用紙)  1通につき  2,200円
 警察診断書  1通につき  5,500円
 生命保険診断書  1通につき  5,500円
 簡易保険診断書  1通につき  5,500円
 身体障害者診断書   1通につき  5,500円
 後遺症診断書  1通につき 8,800円
 特定疾患診断書  1通につき  4,400円
 更生医療診断書  1通につき  4,400円
 裁判所診断書  1通につき  11,000円
 厚生年金・国民年金診断書  1通につき 5,500円
 成年後見人制度に基づく書類  1通につき  30,000円
 自賠責診断書  1通につき  5,500円
 自賠責明細書  1通につき  4,400円
 死亡診断書(1通目)  1通につき  5,500円
 死亡診断書(2通目以降)  1通につき  3,300円
 就学時・治療実施報告書  1通につき  220円

3)その他保険外負担に係る費用

 オムツ  1枚につき  220円
 病衣貸出(薄手)  1日につき  110円
 セカンドオピニオン料(30分以内)  1件当たり  16,500円
 セカンドオピニオン料(30分超 30分毎に)  1件当たり 5,500円
 医師面談手数料(30分以内)  1回につき  11,000円
 医師面談手数料(30分超 30分毎に)  1回につき  5,500円
 尿とりパット  1枚につき 80円
 はくパンツ  1枚につき  270円
 洗濯代  1ネットにつき  870円
 組タオル(バスタオル、フェイスタオルセット)  1日につき  330円
 駐車場使用料(入院患者)  1日につき  1,100円
 死後の処置    5,500円
 浴衣 (死後用)  1着につき  2,200円

令和元年10月1日 現在
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4)入院期間が180日を超える場合の費用の徴収

 同じ症伏による通算のご入院が180日を超えますと、患者さんの状態によっては健康保険からの入院基本料15%が病院に支払われません。 180日を超えた日からの入院が選定療養対象となり、使用料の細目料金に定められている金額(1日につき2,000円)は特定療養費として患者さんの負担となります。 ただし、以下のような場合は入院期間として通算されません。
  1.  病院(診療所・クリニックを含)を退院された後、3ヵ月以上病院(診療所・クリニックを含)に入院されなかった場合
  2.  介護老人福祉施設・介護老人保健施設・介護療養型医療施設に入所(入院)されていた場合
  3.  前回の退院から3カ月以内の入院であっても、前回と今回の入院が全く別の病気である場合
  4.  難病や重症等の厚生労働省より定められた疾患や状態で入院されていた場合

■入院期間の確認と退院証明書の提出について

 第一病院に入院されるまでの過去3カ月間に、どのくらいの期間、他の病院(診療所・クリニックを含)等に入院されていたか、お分かりでない方は以前に入院されていた医療機関にお問い合わせの上、主たる病名と入院期間をご確認していただき受付までご連絡ください。また、以前に入院していた医療機関から「退院証明書」が発行されている場合には、必ず受付にご提出くださいますようご協力をお願いします。

■正確な入院歴の申告をされなかった患者様は

 現在の保健医療制度では、患者様ご自身の過去3ヶ月間の入院歴を医療機関に申告することが義務付けられており、万一正確な入院履歴を申告されなかったことにより、医療機関に損失(入院特定療養費にかかる特別料金分)が発生した場合は、さかのぼって患者様から徴収させていただきますので、十分ご留意ください、  今回の制度により、患者様が窓口でお支払いになる金額は増えることになりますが、その金額が医療保険(保険者)から医療機関に支払われる金額から差し引かれますので、医療機関の増収となるものではありません。